三柴理サポートサイト“黎明”

一覧に戻る
copyright(c) REINA   All Rights Reserved.

LIVE REPORT

2008.06.21

オーケン

大槻ケンヂ・デビュー20周年記念大祭、人として軸がぶれている!

リキッドルーム

SET LIST

1.アベルカイン 2.オンリー・ユー 3.日本の米 4.空想ルンバ 5.テレパシー 6.文豪ボースカ
7.パティー・サワディ 8.企画物AVの女 9.アウトサイダーズ 10.あのさぁ
11.Guru(UGSバージョン) 12.踊るダメ人間 13.釈迦(仏陀Lバージョン)
14.ピアノ・デス・ピアノ 15.カーネーション・リインカネーション 16.バーバレラ

アンコール
17.ロコ、思うままに 18.人として軸がぶれている 19.ジェロニモ 20.綿いっぱいの愛を!

ブログより転記・一部修正しました。
*************************************

とにかく良いライブでした!!
三柴さんのピアノがとにかくすばらしく、音が前に出ていて(本人は筋少の時と同様、ステージ後方にいらっしゃったのがとても残念でした!!三柴さんもデビュー20周年で主役なのに!!!)本当にうっとりしました。
筋少だとピアノの音がやや抑えられてしまうので、久しぶりにバンド形式での三柴さんの暴れるピアノを堪能できた、という感じです。


メンバーは、

Vo.大槻ケンヂ/Pf. 三柴理/B.高橋竜/G.日下部"BUUNY"政則/Dr.五十嵐公太
ゲスト:NARASAKI


セットリストを見れば分かるとおり、大半が特撮の曲でした。
先に書いたとおり、やはり特撮曲は、そもそも三柴さんのピアノがしっかり前に出てくる構成になっているんですよね。聴かせる部分がしっかりあって。
あー、これだ、聴きたかった音は!と、じーん、としてしまいました。

けど、やっぱり有松さんがいなかったのは寂しかったです。
五十嵐さん、さすがプログレバンドされてるだけあって、めちゃドラム上手いんだけど、有松さんとは全然タイプの違うドラマーなので、特撮曲では特に違和感を感じることが多かったです。
特撮はやっぱりあの有松さんのファンクなリズムじゃないと!!

それ以外では、ナッキーがほとんどの曲で参加して、久々に特撮イズム(?)を堪能できましたね。


以下MCなど。主語ないのはオーケンです。

●最初のMC(オンリー・ユーの後)ではまず客に「おめでとー!」を言わせることから始まりました。「やっぱり猪木の『元気があれば何でもできる!』から入るのが一番息が合うことが分かった」とか言いつつ、『いっせーのーせ』でおめでとう、を言わせてました(笑)
「おめでとう!」が揃ってからオンリー・ユーに改めて入る演出は良かったですね。


●20年間、とにかくお客さんに気を遣い続けてきた。だから今日は好き勝手やる!20年間やってきた中で、意外にも、自分にとってものすごく重みのある曲をやる!と言ってやったのが「日本の米」でした(笑) 曲の合間の語り部分では「20年の重み!!」とか言ってましたね。


●ナッキーの紹介の時。今回、ナッキーは「たくさん出ますよ!」と言ってくれたので、ほとんどの曲で弾くことになったのだけど。リハで自分の出番がない曲の時はひたすらパターゴルフの練習してたそーです(笑)
「あれは気になるからやめてほしいな……。第一ナッキー、パターゴルフとかしないでしょ!」
と言うと、
「したいんです!」
とナッキー。そうだよね、そろそろゴルフもしたい年頃だもんね……という話に(笑)


●当初、20周年というめでたいイベントなので、自分に関わった人をたくさん呼んで派手にやろうかと思っていたけど、そしたらライブに時間がかかっちゃって「すべらない話」とか「やりすぎコージー」が見られないからやめた、と(笑)
今日はたった一人だけ、超スーパーゲストを呼んだ、と言って、
「どうぞ!」
とサプライズを期待させるようなフリで、ボースカ登場(笑)
ボースカがデビュー当時の同期の話とかして、やっぱりなんか嬉しかった(^o^)


●「企画物AVの女」の途中では「ヘイユーブルース」の語り部分が混ざりました。もちろんわざとなんだけど、「冷静になれ」と自らに言うオーケンが妙にかわいかったです(^o^)


●この後くらいだったか、各メンバーのソロ。エディのソロは当然めちゃくちゃ美しくて激しくて泣きそうになりましたが、その後ナッキーが珍しくモロに光を浴びながらソロを弾くというレアな状況(笑)を目の当たりにして、びっくりして固まってしまいました。すごいかっこよかったです。


●その後やっとエディ紹介。エディもデビュー20周年であることをオーケンが説明する間、ものすごい美しいピアノの旋律を弾き続けてて、めちゃステキでした(*^^*)
しかも表情を変えまくりながら弾いてたのでオーケンが「表情で語るのやめて!」とか言ってました(笑) あまりにピアノが美しいんで、オーケンちょっと黙ってて、とも思った(笑)

「エディはどういうきっかけでデビューしたんだっけ?」
とわざとらしく問うオーケンに、
「何言ってんの、一緒にデビューしたんじゃん。俺もオーケンもバンドやっててさ。そこに本城ってヤツが来てさ、一緒にやらない?って言われてセッションしたんだよ」
と、ようやくしゃべってくれた三柴さんでした。
オーケンとステージ上でしゃべる三柴さんも久しぶりに見たな!!


●今回のライブのライブマスターだという竜さんの紹介時。
「今日は大槻さんに贈り物があります!」
と竜さん。
「えーっ、ホントにー!?何だろうー、全然予測が付かないな〜〜!」
と、何だか懐かしい予感が。
そして案の定、懐かしの「新巻鮭」が登場!!!分かる人にだけ分かる、懐かしいヤツです。

さらにはナッキーが「僕からは大槻さんの大好きなものを」と言って、これまた懐かしの「1億円クッション」。

これが最初に登場したのっていつだっけ?と過去のレポートを確認してみたら、特撮5周年(を忘れてた時)の記念だったんですね。
http://www.progreina.com/report/2005/12/23-362258.php

そんなに前から大事にどこかで保存されていたのか!!(笑)


●「アウトサイダーズ」は電車の中でもオーケンがすごく好きな曲なのだそう。私も大好き。
ピアノバージョンはかなりレアでした。
この辺りからムードのある曲が続いたので、いつかエディと一緒にディナーショーやりたいよね、とか言ってた(笑) それ絶対行きまーーす!


●ドラムの五十嵐さん、リハの時に「ボーカルが埋もれてるから、もうちょっと出した方がいいんじゃない?」とか言ってくれたそうで。今までそんなことを言ってくれた人がいなかったので、感動したそうです。


●最初から最後まで押されまくり、足踏まれまくり、でもう訳の分からん状態だったのですが、最後の方は更に周囲がヒートアップして記憶が飛びました……。
それはともかく、先にも書いたとおりピアノの音はめちゃ前に出ていてすばらしかったのですが、三柴さん本人は後ろで座って弾いてることが多くてちょっと残念でした。特にバーバレラを座ったまま弾いてはったのは寂しかったな。知ってる人いるか知らんけど、バーバレラではたまにエディ、すごいセクシィな動きをしていたんですよ。
http://www.progreina.com/report/2005/06/04-532341.php
(↑の「むせるボースカ」の項。読んでも意味は分からんと思いますが:笑)


●でもバーバレラの前の「カーネーション・リインカネーション」では、久しぶりに上を向いてコーラスするエディの姿が見られて萌えました。


●余談ですが、アンコールで「特撮!」コールがしたくてたまらなかったです。


●バンドバージョンでは初めての「空想ルンバ」と「人として軸がぶれている」、めちゃカッコ良かったのですが、どうノったら良いものか分からなかったですね。っていうか、そもそも特撮の曲で客の動きが揃う曲自体が少なかったよな、と思い出して、その気分が懐かしくてまた嬉しかったです。


●「人として軸がぶれている」で少し秋葉原の事件の話に触れ、まじめな表情で「ああいう人が俺の音楽を聴いたり本を読んだりしたら、歯止めがかかったり、追い打ちをかけたりするんだろうな」と。すごい分かる気がする。できるだけ前者であってほしいですよね。


●ジェロニモ〜綿は実質続いていました。というか、「ラストの曲、ジェロニモ」と言って一度終わってから、最後の締めとして綿のサビだけ演りました。
アンコールではオーケン、スーツを着ていたのですが、何かものすごい幸せそうな顔でキラキラして見えました。たぶんちょっと泣いていたみたいです。


●ラストの方で、やった曲全ての名義を言い、「特撮のCDが見付からなかったりしても、中古CDやさんとかに行って、一生懸命探してほしい。そうやって探して手に入れたCDって、いつまでも印象に残るものだから。ネットとかで買うのもいいけど、足を使って探すのが大事」と。「でもネットで買えるならそっちで買って下さい」だそうです(笑)
ちなみに特撮はフツーにアマゾンで買えます。
http://www.progreina.com/08/04releace/entry/tokusatsu/

「音楽やったり、本を書いたり、テレビに出て特に気の利いたコメントも言わなかったり、映画に出て特に気の利いたセリフもなかったり、20年間、ずっとやり続けてきたけど、これからもきっとずっと何かをやり続けているから、ちょっと大槻ケンヂが欲しくなったな、って時は調べてみてください。きっと、何かやっているはずですから。」
って感じで、冗談っぽく、でもまじめな表情で締めたのがホントにステキだな、と感じました。

特撮曲の多いセットリストで、それだけでも本当に価値があるすばらしいライブだったのですが、それ以上に、やっぱりオーケンってすごく魅力のある人だな、と改めて思ったライブでした。